愛犬も健康診断を受けた方がいいの?

愛犬が元気でいるために受けておいて損がないのが、健康診断です。

狂犬病と混合ワクチンの接種、フィラリア予防さえしっかりしておけば、犬の健康を守ることができると考えるひともいるでしょう。フードなど健康に気を遣った生活をしていたとしても、気づかない間に病気にかかってしまうことはあるものです。病気に気付くのが遅ければ治療に時間がかかることになりますが、早期発見ができれば愛犬への負担も少ない状態で完治する可能性が生まれます。そのため、愛犬が大切であれば、定期的に健康診断を受けておくことが有効です。

ただ、健康診断を受けた方が良いと分かっていても、費用面が不安と感じる人も多いでしょう。料金は選ぶ動物病院だけでなく、健康診断の内容によっても変わってきます。問診と血液検査などシンプルな内容の診断であれば、数千円程度で済むこともあるでしょう。しかし、レントゲンや超音波を使った検査など検査項目が増えれば、数万円の費用が必要となります。費用に対して不安がある場合は、どの検査が必要になるか獣医師と相談をした上で、最適な検診内容を選んでいくと良いでしょう。若くて元気な間であれば、少ない検査項目で済むことも多いものです。

それに対し、しっかりとした検査を取り入れた方が良いのが7歳以上のシニア犬です。シニア期に差し掛かると心疾患や糖尿病など、様々な病気を引き起こしやすくなります。そのため、7歳を超えたらしっかりとした検査を選んでおくだけでなく、健康診断の頻度も増やしておく方が良いでしょう。健康診断の頻度は、成犬の間は年に1回、シニア期に入ったら年に2回、さらに高齢になれば3ヶ月に1回程度となります。年齢に合わせて、健康診断の機会を増やすようにすることで、愛犬の健康を守りやすくなります。
定期的にトリミングに行っている犬であれば、シャンプーやカットと一緒に簡単な健康管理もして貰うことが可能です。ただ、体の内側の状態までは確認できないため、愛犬のことを考えるのであればトリミングだけでなく、健康診断の活用も考えておくことがおすすめです。

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