愛犬と暮らす家のインテリアを選ぶ際に気にかけておきたいことが、棚などの高さです。
犬が立った時に簡単に物を取れるような高さの家具や棚を選ぶと、大切な物を勝手に齧られたりする可能性が生まれます。さらに、置いている物によっては、間違えて飲み込むなどのトラブルが起きることもあるものです。こうしたトラブルを防ぐためには、愛犬の手が届かない高さに物を置くことを心がけておくことが大切です。
大人しくて家の中の物に対しいたずらをしない犬であっても、興奮をすると届く範囲の物を勝手に取ってしまう可能性があります。さらに、留守番など一人の状態になれば、棚などの物を取るだけでなく、色々な場所に登ってしまうこともあるものです。特に、届きやすい範囲におやつやフードなどがある場合は、いたずらをする可能性が高くなっていくでしょう。
こうしたトラブルを防ぐためには、愛犬がいたずらをすることができない高さかどうかを考えた上で、部屋に置く家具を選んでいくことがおすすめです。悪いことができない高さの家具を選んでおけば、いたずらによって叱られるリスクも減るため、愛犬にとってもストレスが少ない生活を送れるようになります。
そんな部屋に置く物の中で、もう一つ気にかけておいて損がないのが、ゴミ箱です。
蓋がなく、いつでも手軽にゴミを捨てることができるタイプのゴミ箱は、犬にとって格好のおもちゃとなることが多いものです。犬が好むようなものを捨てていないとしても、人がいない隙に中を漁って巻き散らかすことは珍しくありません。ゴミ箱の中身によっては、飲み込んで窒息をするなどのトラブルを起こす可能性があります。さらに、ゴミ箱の中に犬が中毒を起こすような食材が含まれた食べ物が捨てられていれば、健康にも影響を与えることになります。そのため、愛犬と一緒に暮らす部屋のゴミ箱は、しっかりと蓋ができるものや、愛犬の力では倒すことができないようなものを選んでおくと良いでしょう。