愛犬の健康を守るための食事

愛犬がいつまでも健康で元気でいられるようにするために重要となってくるのが、フード選びです。どんな食事を与えるかによって、愛犬の健康状態や寿命が変わってくることになります。

愛犬の餌選びでまず考えておきたいことが、手作り食を与えるか、市販のドッグフードを選ぶかということです。犬に与えてはいけない食材を把握し、その上で栄養管理もしっかりできるのであれば、肉や野菜など手作りの食事を与えるのも良いでしょう。ただ、栄養のバランスなどを考える自信がない場合は、総合栄養食となる市販のドッグフードを与えることが有効です。

そんなドッグフードを選ぶ時に重要となることが、1日の摂取カロリーです。人に飼われる前の犬は、食べ物がある時にしっかりと食べておかなければ、次にいつ食事ができるか分からない状況で生きてきました。そんな時代の名残が今も残っており、目の前に餌があればあるだけ食べてしまう傾向にあります。犬にも満福中枢は存在しますが、人と比べると満腹を感じにくく、愛犬が欲しがるままに餌を与えてしまうと、あっという間に1日に必要なカロリーを超えてしまうことになります。そのため、愛犬がどれだけ可愛くても、おねだりをされるままに餌を与えることは避けておくことがおすすめです。

必要以上に餌を与えることで、起きる問題が肥満です。肥満状態になれば、心臓に負担がかかり寿命を縮めてしまうことになります。さらに、体が重くなってしまえば、散歩も上手く楽しめず、余計に太りやすい状態となってしまうことは少なくありません。そんな体重に関するコントロールは、飼い主が責任を持って行うべきことです。愛犬の健康を守りたいのであれば、栄養バランスが取れたフードを選ぶことは勿論、日々のカロリーについてもしっかりと考えておくことが大切です。さらに、肥満が気になるようになってきたら、フードの量を調整したり、散歩を増やしたりするなどの対策をしておくと良いでしょう。

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